去年日本に帰国した時に、ずいぶんキャッシュレスが進んでいるなと感じました。
パラグアイは普段の生活ではまだまだ現金ニコニコ一括払いが主流。
でも、何曜日に提携のクレジットカードで払うと20%引きとかいう張り紙がレジにあったりして使ってみようと思ったこともしばしば。
ただ、クレジットカードには年会費もかかるし、使用限度額とかクレジットカード用の口座にお金を振り込んだりする手間とか面倒なんだよなぁと使わないまま過ごしていました。
そんななか、家の目の前の24時間ミニスーパーBiggieで毎日、すべての買い物が30%引き。という張り紙が目に入りました。
一か月300,000Gs(6000円弱) 分の割引だけらしいですが。
その名はueno。
ちょっとホームページをのぞいてみると、セドラさえあれば口座を開けて手数料なし。
名前からすると日系っぽいですが、株主にも経営陣にも日系人はいなさそう。
店舗無しのWeb金融機関で、BiggieにはそのATMも設置されています。
ということで。いざ、口座開設。
が、まずアプリをインストールしようとして「お住まいの国でご利用いただけません」が出てしまいます。
そのために、いつも使っているのとは別のGoogleアカウントを作成してインストール。
セドラや自分の写真をアップロードしたり、住所やセドラの番号、電話番号の入力などをすると5分ほどで口座が開けました。
が、このままでは、残高ゼロ。
早速、目の前のBiggieのATMへGo!
ちなみにアプリもATMも、もちろんすべてスペイン語。
ATMではまずはセドラ入力し、パスワードを入力。
電話番号に届いたメッセージにある番号を入力、と続き、なんとか現金を投入します。
入れるところがわからず、お札の投入場所の蓋が閉まってお札が挟まってドキドキしたりすることもありましたが無事に入金ができました。
携帯の画面を見るとすでに反映されています。
そして、そのまま買い物。
三割引きだから、と普段買わない高級肉などを手に取ってドキドキしながらレジへ。
レジでの請求金額は割引されていません。
会計時にuenoで支払う、というと請求用のQRコードを出してくれるので
それを携帯アプリの「Pagar con QR」で読み取ると、画面上では請求金額引き落としのメッセージが表示されます。
それに、レシートも割引金額は全く反映されていません。
これはもしや、3割引きになるにはもっと何かの条件があったのか?
でも家に帰ってアプリを見ると、会計の5分後にはBiggieで引かれた金額のきっちり30%分が振り込まれていました。
ということで、今日は35,991Gs(約700円)も割引が帰ってきたのです。
これは、なかなか使えそう!この割引がいつまで続くかわかりませんが、しばらくは三割引き目的でBiggieに行く回数が増えそうです。続きを読む